事業の目的と取り組み
県内企業における人材育成及び定着を支援することにより、従業員がスキルアップと自律的なキャリア形成を行うことができる働きがいのある企業内雇用環境づくりを促し、離職率・完全失業率の改善及び県内企業の活性化を図る。
- 「働きがい5分野15項目」 を中核基準とした優れた人材育成の取り組みを行う県内企業を認証する 「沖縄県人材育成企業認証制度」 の実施及び普及促進。
- 「働きがい5分野15項目」 に関する人材育成手法を修得し、自社の状況に応じた人材育成を推進できることを目指した 「人材育成推進者養成講座」 の実施。
- 認証取得を目指す企業に対し、人材育成の取り組みを促進するための 「人材育成実践研修(合同集合研修)」 の実施や専門的なコンサルタントを派遣する 「外部専門家派遣制度」の実施。
企業における人材育成の重要性について
沖縄県は、全国に比べて離職率が高い傾向があります。 やめてしまう理由は様々ですが、早期離職は従業員が必要なキャリアを切り拓くうえでの妨げとなります。また企業側においても、中長期的にみて必要な人材が育たず、企業活動が立ち行かなくなります。
そのため、従業員・社員が自身の成長予感や将来への展望を感じ、職場定着に繋がるような、企業内における人材育成が重要となっております。
また、沖縄県の地域経済、産業基盤の強化の観点から考えて、沖縄の特性に根ざした「雇用の質」を向上させていくような人材育成施策に取り組んでいかなければなりません。