県内企業雇用環境改善支援事業

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※沖縄県雇用政策課番組「働きがいTV PARTⅢ」第2回放映(平成30年2月11日)当時のものとなります。

【第2回】平成30年2月11日放映分

浦添市経塚にある老人通所介護サービスを提供する、有限会社ウェルネス前田は住宅型有料老人ホームなどの福祉サービスも行う施設。利用者がいつでも自宅のように安心できる空間づくりのため、個々のスキルアップに励んでいます。

Main
character

障がい部門 副主任

宮城 翔太朗さん

スタッフ、利用者、家族全ての人の笑顔を生む品質を
目指し、後輩の手本となるリーダーを目指します。

大学の福祉学部を卒業しているということで、高齢者介護事業から、障がい児のディサービスに異動になり、現在副主任として働いています。人と接する仕事という点では高齢者の介護と同じように楽しむことが一番だと考えています。これは上司に常に教えてもらっていることでもあります。発達障害など障害については専門性が高い職場ということもあり、ケース会議や勉強会も多く、高い知識が必要だと感じています。会社全体で運営委員会が設置され、私もそこで活動しています。会社の運営にも関わることでリーダーとしての自覚を少しずつ感じています。

Manager

有限会社ウェルネス前田
代表取締役

宮城 さゆり

真心を持って働き、
他人の幸せを喜べる人材育成を目指しています。

介護の仕事は、技術があれば良い仕事ができるとは限りません。どのような気持ちで人と接し、どのような思いで技術を身につけるのか、一つひとつの仕事に理念を持たなけれはば良い仕事はできません。利用者によりよいサービスを提供したいというベクトルは、みんな一緒ですが、正しいやり方でできているかかが大切で、正しい技術と知識を身につけるための勉強会も実施。1日のうち午前・午後・夕方と3回に分け同じ内容を週1回行うことにより、研修参加のムラを防ぎ、全員が同じ内容を共有できるようにしています。また、年度始めに各々「品質目標」を決め、目標達成を意識しながら仕事に取り組んでいます。

理念と知識の両輪が
品質を向上させる
多くの会社が様々な研修を行っていますが、特に最近ディスカッションを通して、会社の理念を共有していこうという動きがあります。「時間」と「期限」と「品質」を守っていくには、時間と期限は守られているが、品質を向上させるためには、やはり理念の共有が必要になってきます。会社が、そしてスタッフ一人ひとりが何を大切にしていくべきか、その考えを支えるための知識を身につけていくことで、品質向上を実現することができます。

多くの観光客で賑わう国際通り。そのすぐそばにあるホテルパームロイヤルNAHA国際通り では、様々な国からやってくるお客様を迎えています。フレンドリーで温かい人材育成に力を注ぎ、その精神がスタッフ全体に行き届く取り組みがされています。

Main
character

フロント

沐 沙瑞さん

ムシャジュエイ

現場をしっかりと見てくれていると感じるので
業務に励むことができます。

私は台湾出身です。最近ではインバウンドのお客様が多いため、中国語を話せるスタッフとして、ホテルのフロントで海外からのお客様の対応をしています。インターネットなどの口コミサイトでホテルにいらっしゃるお客様も多く、「中国語を喋れるスタッフがいてよかった」という声をいただくこともあり、とても嬉しく励みになります。でも入社したばかりの時は失敗の連続でした。それでも、上司や先輩方が同じミスをしないように優しく教育してくださったので、とても感謝しています。特に定期的な個人面談では、自分が立てた目標をしっかりと評価してくれているので、会社が自分たちの現場をしっかりと見てくれていることがとても伝わります。

Manager

株式会社パームロイヤル
代表取締役総支配人

高倉 直久

目標を見失うことなく
達成感を得られる職場づくりを心がけています。

当ホテルは、ビジネスホテルとしてスタートしました。しかし時代の流れに伴い、ビジネスホテル以上の接客とおもてなしを提供するために、スタッフを増員しました。さらなる質の高い接客を目指し、半年に一回、私が個人面談を行っています。面談では、各々半年後の目標を立ててもらい、また会社がその人に求める目標も伝えています。そして半年後に目標が実現したかを、再度面談で確認します。そうすることで、社員一人ひとりが自分の目標を見失うことなく業務に励むことができ、達成感を得ることができます。そのためスタッフの成長は顕著で、頑張ったスタッフには各分野での表彰も行っています。

上司と部下の信頼関係が
評価制度の前提条件になる
目標管理制度や表彰制度はいろいろな会社が取り入れていますが、制度だけ導入してもうまくいくわけではありません。そこには、コミュニケーションがしっかり取れている社内の風土が前提になってきます。この環境が成り立っていないと、上司と部下の間に評価のギャップが生じてしまい、それが表彰などに表れてしまうと、社員の不信感にもつながりかねません。上司と部下が普段から声を掛け合い、良好なコミュニケーションをとっている事が、成功のカギと言えるでしょう。
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